脇漁具製作所について

脇漁具製作所のはじまり〜経緯

(株)脇漁具製作所は兵庫県北部の日本海に面した豊岡市津居山にて、漁師をしていた脇権蔵により明治43年に創業された「脇八五郎商店」が始まりです。当初は地元の漁師を中心に毛鉤等の漁具の製造販売をしておりました。その後、徐々に生産品目を増やし牛角とか自然の素材を削り、イカ擬餌針を作ってましたが、昭和に入ってから、当時発見された大和堆における自動イカ釣り漁向けプラスチック素材のイカ針の量産を始めました。昭和29年には社名を株式会社脇漁具製作所として法人化し、その後沖縄でソデイカ漁の普及に尽力しました。ソデイカは現在では沖縄を代表する水産品の一つとして定着しております。

このように脇漁具製作所はイカ釣りを中心に、日本の漁業と共に100余年歩み続けて来た会社です。

初代 脇権蔵 初代 脇権蔵
WAKI W-WAVE

WAKI/W―WAVE

ロゴマークのW-WAVEは一つの波を漁具と見立て、もう一つの波を釣具と見立て、この二つの波が重なった大きな波(ダブルの波)が新たなうねりを起こす。そんな思いを込めて漁具と釣具が交差した道具を開発しているブランドです。

従来の漁師道具のWAKIとそこから変化をとげた道具W-WAVEとを二つ並べてWAKI/W-WAVEのブランドとして表記しています。

漁具・釣具

一口に漁具、釣具と言いましても、魚種によって、また海によって使う道具が違います。 弊社はそんな各地の海やまた様々な状況にあわせた製品をコツコツと作り続けてきました。
当社の製品の中には職人の手作業により作り上げる品も多くあります。その中には無骨で飾り気のない鉛むき出しの製品もございます。これらも製品は、シンプルながらもその実用性と耐久性において多くの方から支持を得ています。
近年、地球温暖化の進行により海の状況もかなり変わってきており、これまで取れた魚が取れなかったり時期が変動したりと困難な状況も増えてますが、長年培った技術と信頼を大切にして、お客様の釣果また笑顔のため日々努力し続ける所存です。